2014年11月30日日曜日

善積製作日誌 はじめに

一手目、出発地から。

今回は自分以外の人を呼んで、一回きりのイベントではなく、
上演として『オイディプス王』を出発した作品を作ることにした。
何故か。
自分一人だと、自分の得意技へ逃げ込めるし、直前まで迷うことができる。
一回きりだと自分でアドリブしていって乗り切ってしまったりもする。
自分に出来ることと出来ないことのボーダーを試さずに済む。
何より自分の中で納得できさえすればそれでオーケーになる。
翻って、人と何かやろうとするとき、足りない言葉や態度が洗い直されることだろう。
それって、さぞかし困るだろう。
でも、やってみよう。
『オイディプス王』で何ができるか、というのもそうだけど、
演劇の形式で行われる演劇で何ができるか、ということも、机上ではなくて、考えたい。

今回、はじめに戯曲を読んでいて感じた、
オイディプス王との距離の遠さ、言い換えれば関係の持ちづらさを、
ゲームに託してみることを考えた。
「人生ゲーム」という名前、人間をコマにすること、人生をコースにすること、
こういったなにか、想像の乱暴さからオイディプスの上演を考えてみる。



現在地から。
戯曲をあたらしく書かないにしても、上演台本は書かなければいけないわけですが、
11月30日現在、台本が完成していません!
序盤の長過ぎるシーンや、途中に必要な未完成のシーン、そして終盤、まだ全部手入れが必要。
手足と脳を動かします。



中間地点は書けるときに振り返って随時更新します!
取り急ぎの今でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿